若手社員を育てるための新人研修や、中堅社員のためのリーダー研修など、積極的に社員研修講演会を取り入れる企業も多いです。ところが、繰り返し研修を行うことでマンネリ化してしまうケースも少なくありません。社員研修のマンネリ化を防ぐためには、一度研修のやり方や考え方、視点などを工夫してみましょう。

問いただすのではなく問いかけてみる

社員の仕事ぶりを見ながら「なぜこんなこともできないのだろう」と感じたことはありませんか?
なぜ「できない」のかを考えた時、その背景には「知らない」ということが原因となっているケースも多いです。これは新入社員のみならず既存社員にも同様に言えるでしょう。これでは、むやみに社員研修を行っても状況が改善するとは限りません。

社員に「なぜできないのか」と問いただす前に、まずは「必要なことを知っているかどうか」を問いかけてみて下さい。「知らない」と答える社員もいるかもしれませんが、その言葉の背景には、間違って解釈していた・重要性を感じず忘れてしまった・今まで学ぶ機会がなかったなど、様々な理由があるものです。こうして社員が知らないことをテーマに絞り込むと、仕事をする上で本当に必要な思考力や発想力などに気づき合うことができるでしょう。

社員研修を行った後が大切

社員研修や外部講師を招いたセミナーなどでは、これまでセオリーとしてすでに確立しているものや、原理原則として昔から存在するものといった、あえて当たり前のことにフォーカスしています。このような社員研修で得た気づきをもとに、自らの業務を見直していくことが理想ですが、残念ながらそうできない方もいらっしゃいます。そのため、ただ社員研修を行って終わりというわけではなく、その後の職場全体での雰囲気作りや、上司の意識改革なども必要です。業務と同様に研修にもPDCAサイクルが大切なのです。

当研究所では、話し方研修や監督者事前研修など、若手社員や管理者向けの社員研修を行っております。マンネリ化した社員研修にならないよう、理論だけでなく職場内でよく起きる具体的事例を取り上げ、参加者が実感し体得できる研修を行います。ご要望に応じてプランニングし、東京埼玉以外の地方へも出張いたしますので、部下指導・育成を通して企業のサービス向上を目指す経営者様は、是非ご利用下さい。

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