上司と部下の間で板ばさみ状態になり、頭を抱えている管理者の方は数多くいらっしゃいます。
そういった方々に向けた管理者研修も各所で行なわれていますが、管理者研修を受ける前に、まずは「管理者に求められる能力」を考えてみませんか。

そもそも管理者の役割とは?

管理者の役割とひとことで言っても多岐にわたりますが、その1つが部門の管理(マネジメント)をし、目標を達成させることと言えます。

もちろん、その他の役割も重要なものですが、部門の目標達成は利益に関わってきますので、企業としても重視している部分ではないかと思います。部門の目標達成のために管理者は全体の動きを把握しておく必要があります。

育成能力

昔から企業は人で成り立っていると言われてきました。つまり、社員の成長は企業の発展にも繋がるというわけです。だからこそ、部下の育成には力を入れるべきなのです。部下がトラブルにつまずき、悩んでいる時には解決に繋がるヒントを与えたり、直接指導したりすることで、成長させることができます。

もし、部下が困っている時に声を掛けない、見てみぬふりをするなどといった行動を取ってしまうと、部下は挫折してしまう可能性もあり、今後の成長に大きな影響をもたらしてしまうことも考えられます。管理者は、常に育てる立場としての自覚を持つことも大切なのです。

コミュニケーション能力

部門の管理をしたり、部下を育成したりするにあたって大切になってくるのがコミュニケーションです。

日頃からしっかりとコミュニケーションが取れていれば、部下と信頼関係を築くことができます。
信頼関係を築くことができれば、自然と風通しの良い環境が作れますので、部下のモチベーションも高まり、目標達成にも近づけます。

当研究所では、埼玉や東京で中堅社員監督者に向けて研修や講演を行なっております。
「コミュニケーション能力向上研修」や「実践的OJT研修」といった管理者研修・管理職研修に興味があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。

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