人前でスピーチすることを避けてきた方はいらっしゃると思います。しかし、社会人になると企画のプレゼンなどで、人前でスピーチをすることがあります。

プレゼンでは話し方がとても重要になってきますが、あがり症でうまく話すことができないとお悩みの方も多くいらっしゃいます。こちらでは、あがり症のメカニズムについてご紹介いたします。

そもそもあがり症とは?

1人の時は何ともないが、誰か相手がいる場合に緊張して頭が真っ白になる・動悸が激しくなる・手足が震える・顔が真っ赤になってしまう・腹痛や吐き気がするなどといった身体的な変化が出るのがあがり症です。

症状が出る状況も様々で、1対1で話している時は何ともないが、集団相手に話す場合だとあがってしまうという方もいれば、1対1のコミュニケーションでも目上の方であったり、意中の方であったりするとあがってしまう方もいます。

原因はノルアドレナリン

ノルアドレナリンというのは神経伝達物質であり、恐怖心や緊張、不安に関係があります。血中でそのノルアドレナリンの分泌が盛んになることで交感神経が刺激され、血圧が上がったり、心拍数や体温にも変化が見られたりするわけなのです。

あがり症の方は交感神経が人一倍敏感になっているわけですが、これは過去の経験によるものだと考えられています。生まれつきあがり症という人はいません。過去に人前で恥ずかしい思いをしたなどの経験をお持ちの方は、同じ状況が迫ってくると自然とノルアドレナリンを分泌し、自己防衛しているのです。

あがり症がもたらす影響

あがり症の症状が出ることで、本来の力能力が発揮できなくなってしまいます。人前でのスピーチや意中の人へのアプローチなど、ビジネスシーンにおいてもプライベートにおいても、上手く伝えることが出来ません。結果、良い案などがあっても失敗してしまうのです。あがり症は人生をも左右しかねません。

自身のスキルアップの為にも、あがり克服法を身につけませんか。
当研究所では、研修講演を行なっております。プレゼンテーションのための「実践スピーチ研修」では、大勢を前にするときの心得や上手な話し方・話し方の基礎条件なども学ぶことができますので、埼玉東京で初級社員や中堅社員への研修を予定されている企業様は是非、ご検討下さい。

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